ネイリストになるなら必須?ネイルスクールに通う重要性とは

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ネイリストになるならネイルスクールに通うことはほぼ必須

プロのネイリストになりたいならネイルスクールに通って講師からしっかり指導を受け、基礎的な勉強をするのが一番です。
趣味の一環として楽しみたいのであれば通信教育でも十分ですが、お客様の施術となると「御免なさい、失敗しました」では済みません。

独学でプロのネイリストになった、という方も少数ながらいらっしゃいます。
ですが、僻地でスクールに通えなかった、学費がなかったなどの理由がなければ、出来るだけネイルスクールに通って技術を磨く方が無難です。
このページではネイルスクールに通う重要性をまとめています。

独学でなろうとしたらどのくらい大変か

世の中には「独学でプロのネイリストになった」という方もいらっしゃるようですが、きちんと指導してもらえる講師がいない状態で、本やDVDなどの教材だけでネイルの勉強をするのはかなり大変です。
以下にその理由を挙げていますので、参考にしてくださいね。

モチベーションの維持が大変

独学はスクールとは違い、講師も生徒もいない環境の中で勉強しなければなりません。
気楽な分、指導者がいない・カリキュラムがないため勉強が遅れがちになったり、意欲が低下するケースが多いようです。
勉強を進める上で分からない事があれば講師にすぐに相談出来る、同級生と将来の夢を語り合えるのは大きな力になります。

独学の場合は親身になって相談出来る講師や同級生がそばにいないため、孤独感や不安に押しつぶされる可能性もあり、強い意思で勉強を続けなければなりません。
独学で技術をマスターするにはまず、強い気持ちや目的意識が必要です。

質問したいことがあっても自分で解決するしかない

座学はテキストの内容を学ぶ事で、ある程度習得出来ますが、実技となると話は別です。
ネイリストにとって基本的なネイルファイルやキューティクルニッパーの使い方ですが、私は自己流で間違ったファイルの使い方をしていました。(爪に直角に当ててゴシゴシと往復させていました)

もし身近に講師がいたら「ちょっと!エメリーボードの使い方が全然出来ていないじゃない!」と注意を受けていたでしょう。
ネイルスクールではジェルの塗り方や効率的な施術方法など、知りたい事をすぐに講師に聞けるのが大きなメリットです。
ところが独学では講師がそばにいませんので、自力でネットを調査したり本を読んだりで、何でも自分で解決しなければならないのはかなり負担ですね。

高度な技術(ジェルチップオーバーレイなど)を習得しようとすると、独学だけでは難しいのが正直なところ。
施術で迷っても自力で解決するには長い時間と手間が掛かり、かなり非効率です。

ネイリストを目指す仲間ができず孤独

ネイルスクールに通うと、「将来はプロのネイリストになりたい」という同じ目標や夢を持つ仲間に出会えるのが大きなメリットです。
ところが独学では他のネイリスト志望者との交流が望めず、一人ぼっちで勉強しなければなりません。
挫折した時に励ましあえる友達がいないため、強い孤独感を覚えてそのままネイルの勉強を辞めてしまう可能性もあります。

同じ夢に向かって走れる仲間がいると、「大丈夫、私も同じところで挫折したよ」「練習すれば指が慣れていったし、そういうものだよ」など、声を掛けてもらえるだけで気持ちが落ち着きます。
また就職する時にも「〇〇というネイルサロンはあまり評判が良くない」「ネイルサロン勤務だけじゃなく、自宅サロンを開業する道も考えてみたら?」と色んな情報や意見がもらえました。

独学だと第三者の客観的な意見がもらえないデメリットがあります。
孤独と戦いながらの学習や、資格試験受験・就業活動になるのは覚悟しておいてください。

スクールに通えばこんな問題は全部解決!

ネイルスクールには生徒がたくさんいますし、技術や知識を教えてくれる講師が常駐しているので、前述したような問題点(仲間が出来ず孤独・質問したい事があっても自分で解決しなければならないなど)は全て解決します。
そして、資格試験や就業時期から逆算したカリキュラム、無駄のない学習プログラムが設定されていますので、「今日はどんな勉強をするのだろう?」など不安がありません。

高額な学費は必要ですが、カリキュラムがしっかり組まれており、講師が生徒の指捌きや道具の使い方を細かくチェックしてくれるので安心です。
授業に参加している他の受講生とも励ましあえるので、心細さもありませんよ。