現役ネイリストが東京のネイルスクールの選び方を解説!

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東京のネイルスクールの選び方を現役ネイリストが解説

はじめまして、私は美優(26歳)、現在ネイリストとして活躍しています。
私がネイルスクールのサイトを立ち上げようと考えたきっかけは「しっかりとしたネイル技術を学べたきっかけが、ネイルスクールにあった」からです。

ネイリストを目指して独学で勉強してきたのですが、結果は惨憺たるものでした。
座学は何とか勉強出来ても、実技が良く分からずJNECネイリスト技能検定2級試験に落ちてしまったからです。
参照:JNECネイリスト技能検定試験の内容・条件・合格率について

プロのネイリストになるにはただ勉強(座学)だけできればいいものではなく、実技(試験)も大事です。
基礎から技術が理解出来ていないと、実技試験で不合格になったり、お客様への施術でミスをする可能性が高くなります。
趣味ではなく、将来プロになって活躍したい方はネイルスクールで基本から勉強するのがお薦め。

これからネイルスクールに通って勉強したい方に、東京都内のネイルスクールの選び方を伝授させて頂きます。
選び方の基準など、東京都以外にお住まいの方にも参考になると思いますので、ぜひご覧ください。

スクールが何を売りにしているかを自分の目的と照らし合わせる

ネイルスクールと言っても全国に数えきれない程の学校があり、「一体どこを選んでいいの?」と、悩んでしまいますね。
ネイルスクールを選ぶ際には、実際にスクールのパンフレットを取り寄せて比較検討したり、見学をしてスクールの雰囲気をしっかりチェックするのが第一歩です。

またスクールに通う生徒の大きな目的に「資格試験に合格したい」「とにかく就職に繋げたい」「自宅サロンを開業してみたい」と言う3点があります。
それぞれの目的別にどのようなスクールを選べばいいのか、簡単にご説明しましょう。

資格試験に合格したい

検定試験の合格率が高いネイルスクールや、少人数制でサポートのしっかりしたスクール、試験合格保証のあるスクール、JNA認定校を選ぶのがお薦め。
特に検定試験の合格率が平均より高いスクールは、試験対策のノウハウがかなりしっかりしています。

とにかく就職に繋げたい

ネイルサロンが併設されたスクールは、成績優秀者を優先して提携・直営ネイルスクールに斡旋し就職に繋げています。
また就職率が高い運営年数が長いスクールは、信頼されており多くの就職先を持っているので、運営実績もチェックしてください。

自宅サロンを開業してみたい

自宅サロン開業を成功させるには、集客方法や運営ノウハウが必要です。
そのため、これら運営ノウハウをしっかり伝授してくれるスクールを選ぶのがコツ。
「自宅サロン開業コース」の設置されているスクールを選ぶと安心ですね。

東京都内のJNA認定校を選ぶのがおすすめ

画像引用元:http://www.strawberrynails.info/index.php/jnaschool/

ネイルスクールは日本全国にありますが、スクールのパンフレットを見ると「JNA認定校」「JNA本部認定校」と指定された学校があるのに気が付かれると思います。
このJNAとは「NPO法人 日本ネイリスト協会」の事で、ジェルネイル技能検定試験やJNA認定講師などの試験実施や合格者の認定、セミナーやイベント開催、会報誌発行などで日本のネイル技術のレベルアップやネイルケアの普及に努めている団体です。

信頼と実績あるJNA、そのJNAが決めた基準をクリアするネイルスクールを、「JNA認定校」や「JNA本部認定校」として認定する制度があります。
それら認定校は質の高い講師陣やスクールの設備、各種検定対応や資格に対応したカリキュラムなどが整っており安心して学べます。
例を挙げるとすれば、東京/表参道のネイルスクールtriciaなどでしょうか。

同じネイルスクールに学費を支払うなら、講師の質や設備、カリキュラムのしっかりしたJNA認定校を選ぶのがお薦めです。
JNA認定校に関する詳しい内容は、他のページにまとめさせて頂きますので、興味のある方はチェックしてくださいね。

授業料の安さで選ばない

ネイルサロンでプロネイリストになるためのコースを選択すると、学費だけでも軽く100万円は掛かります。
簡単に100万円と言っても自力で捻出するのは本当に大変。だから学費が安いネイルスクールには大きな魅力を感じるでしょう。

ところが安さだけで選ぶと以下のようなことがあり、クレームや不満に繋がる可能性があります。
・高いネイルスクールと比べて授業数が少ない
・就業サポートはただ先生の書いた履歴書を参考にしただけで、就職先の斡旋もなかった
・ネイルサロンと併設されたスクールだったけど、先生が顧客対応に熱心で授業はそっちのけだった
・合格保証のないスクールだったので、合格するまでの補習に何万円もお金が掛かった

授業料が安いのは大きな魅力ではありますが、授業料だけではなくスクールのカリキュラムや就業サポート、講師の質、資格試験の合格率などを見ながら選ぶのがベストです。

東京のネイルスクールの比較方法

大手スクールと個人スクールにはそれぞれメリットがあります。
ネイルスクール比較方法についての記事を参考に、そのメリット・デメリットをまとめました。

大手スクールのメリット・デメリット

メリット

・資本の大きな会社が運営しているので、急に閉校するリスクが少ない
・他のエリアにも関連校があれば、引っ越しをしても継続して学習出来る
・コンクールやイベントの案内が多く、歴史あるスクールは就職先も多い
・提携・直営ネイルサロンに就職出来る可能性もある

デメリット

・生徒数が多いと講師の数が足りず、講師に質問出来ない、細かい部分までチェック出来ないリスクあり

個人スクールのメリット・デメリット

メリット

・生徒数が少ないため講師と生徒の距離がとても近い(質問しやすい)

デメリット

・大手のように運営基盤がしっかりしていないので、急に閉校するリスクあり
・全国各地に関連校がないため、引っ越し先で新しいネイルスクールを探さなければならない

大手・個人それぞれにメリットとデメリットがあります。
受講生の方の目的や好みに合わせて、最適なネイルスクールを選ぶのが後悔しないポイントです。

まとめ

・ネイルスクールを選ぶ時はスクールの特徴を自分の目的と照らし合わせてみる
・JNA認定校はスクールの設備や講師の質が高いとJNAに認められており在校生に特典もある
・大手ネイルスクールと個人ネイルスクールのメリットやデメリットを比較して選ぶ
・学費だけでネイルスクールを選ばない

世の中にはたくさんのネイルスクールがありますが、スクールそれぞれの特徴を良く知り事前にしっかりチェックして比較検討するのが成功のポイントです。
まずは目的をしっかり見極めるのが大事ですね。